救急救命士の病院実習ご協力のお願い
相楽中部消防組合消防本部では、一人でも多くの命を救うために、救急救命士の資格を有する消防職員の知識及び技術の向上を目的とした病院実習を実施しています。
救急現場において、迅速に適切な救命処置を実施するには、日頃の訓練はもとより、医療機関における病院実習が必要です。
実習を行うにあたっては、協力医療機関のご理解とご協力をお願いいたします。
協力医療機関
相楽中部消防組合消防本部の救急救命士の受け入れをしていただく医療機関は以下のとおりです。
京都山城総合医療センター
実習内容
主な実習内容は以下のとおりです。
-
- 観察…
- 脈拍測定、血圧測定、心電図測定 等
-
- 処置…
- 静脈路確保(点滴処置)、気管挿管(手術室で行い、気管にチューブを挿し空気の通り道を作る処置)等
- 各種検査、処置、手術室等の見学など
救急救命士とは?
救急救命士とは、急病やケガ人が発生した場所から医療機関へ搬送するまでの間に傷病者を観察し必要な処置を施すプレホスピタルケア(病院前救護)を担う国家資格です。
救急救命士が行う処置を「救急救命処置」といい、なかでも気管挿管(気管にチューブを挿入し空気の通り道をつくる処置)、静脈路確保及び薬剤投与(心肺機能が停止している傷病者に対し点滴を通して心臓を強くする薬を投与、また、体の中の糖分が足りない傷病者に対し点滴を通して体の糖分を補う処置)は、医師の具体的な指示のもと行う高度な救急救命処置です。
相楽中部消防組合消防本部では、令和4年7月現在、37名の救急救命士が職務に従事しています。
お問い合わせ
- 相楽中部消防組合消防本部 警防課 救急係
- 電話番号 0774-75-1382
メールアドレス keibou@sourakuchubu119-kyoto.jp