住宅用火災警報器
住宅用火災警報器とは
住宅における火災の発生を早期に感知し、警報音や音声で知らせる機器です。
煙や熱を感知する機器と警報音や音声を発する機器が一つになっているので、機器本体を天井や壁に設置するだけで機能を発揮します。
設置位置
寝室・階段・台所
※寝室が1階の場合、階段への設置の必要はありません。
感知器の種類
寝室・階段=煙感知器
台所=煙感知器又は熱感知器
住宅用火災警報器の取り付けについて
条例が定める設置基準
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7㎡(四畳半)以上の居室が5以上ある階には、廊下に火災警報器の設置が必要です。
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出典元 一般社団法人 日本火災報知機工業会
奏功事例
火気の使用中にその場を離れた事例
コンロでてんぷら油を加熱中、その場を離れたところ、てんぷら油に火が入り隣の寝室に設置している「住宅用火災警報器」が作動し大事に至らなかった。
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寝たばこの事例
家人が就寝前、布団の上でたばこを吸ったまま就寝したため、掛け布団から煙が上がり、「住宅用火災警報器」が作動し、警報音で目が覚めた。
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電気ストーブの事例
電気ストーブを点けたまま就寝したため、近接していた毛布が輻射熱を受けて焼け焦げ発煙し、寝室に設置していた「住宅用火災警報器」が作動した。
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定期点検と交換
住宅用火災警報器の電池が切れたり、機器が古くなったものは、火災を感知しないおそれがあります。定期的に作動の確認をし、10年を目安に交換しましょう。
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※この警報音は代表例です。
出典元 一般社団法人 日本火災報知機工業会
住宅用火災警報器の検定合格表示について
平成26年4月1日から、住宅用火災警報器の「鑑定制度」が国家検定の「検定制度」に変わりました。それに伴い、表示される証票も従来の「鑑定合格証票(NSマーク)から「検定合格証票」に変更となっています。
「鑑定合格証票(NSマーク)」の商品は、平成31年3月31日までは販売や設置工事が可能ですが、それ以降は販売も設置工事も行うことはできなくなりました。
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