火災を防ぐために
「放火」による火災に注意
放火と思われる火災が数件発生しています!
建物周りの可燃物の管理を徹底する。
- 誰もが近づけるような場所や、道路に面した部分に不用品、ゴミなどの可燃物は放置しない。
- 燃えやすい不用品や古新聞などは、整理整頓して施錠された物置等へ保管する。
- 郵便受けなどに新聞やチラシ類を溜めない。
- ゴミ出しのルールを遵守し、なるべく夜間に長時間、道路にゴミ類を放置しない。
敷地内の出入口の施錠を徹底する。
- 門扉、通用口、車庫、物置などは必ず施錠する。
住宅内の施錠を徹底する。
- 就寝時や外出時には、必ず玄関や窓の施錠をする。
- 長時間外出時には、隣近所に声をかけて協力を依頼する。
外部から近づきやすい所に燃えやすい物を放置しない。
- 悪質な放火行為の場合、ドアや窓から火のついた紙などを投げ入れることもあります。燃えやすいものは玄関付近に溜め込まない。
設備による監視性を確保する。
- 夜間用照明機器や防犯カメラなどを設置して、不審者が近づきにくい環境を作る。
「たばこ」による火災に注意
たばこが原因の火災が発生しています!
たばこによる火災の主な着火物の一例
- 「布団、座布団、寝具類」
- 集積場所に集められた「ごみ類」
- 室内の「ごみ屑」
これらは、寝たばこや、完全に消火せずにごみ箱などに捨ててしまったために、火災になったと考えられます。
また、寝たばこによる火災で布団等に着火して火災になった場合は、死傷につながる可能性が高くなり、特に飲酒している場合は気付くのが遅れ、さらに危険性が増すと考えられます。
たばこによる火災を防ぐために
- 寝たばこは絶対にやめましょう。
- たばこは決められた場所で吸うようにしましょう。
- 歩きながらの喫煙や、ポイ捨ては絶対にやめましょう。
- 吸い殻入れの中には水を入れておき、周りには燃えやすいものを置かないようにしましょう。
- 吸い殻入れはこまめに掃除するようにしましょう。
- 吸い終わったら、火を完全に消すようにしましょう。
「たき火」による火災に注意
たき火が原因の火災が発生しています!
たき火で火災となった経過をみると、空気が乾燥した風の強い日にたき火をしたため延焼拡大したり、火の粉が風により飛び火して周囲の枯れ草等に燃え移り火災となったり、消火が不十分であったため再び燃えだして火災になったものなどが多くなっています。
たき火による火災は、一人ひとりの火の取り扱いに対する“ちょっとした不注意”が原因となっています。たき火をする時は、次の事項に十分注意して、火災を起こさないようにしましょう。
たき火を始める前の注意
- 周囲に燃えやすいものがない場所で行いましょう。
- 火災気象通報、乾燥注意報が出ている時や、風の強い時はやめましょう。
- 水バケツ、消火器等の消火準備をしましょう。
- 消防署へ届出をしましょう。
※火災予防条例に基づき、火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為は、消防署への届出が必要です。この届出は、消防機関が実施状況を把握するためのものであり、焼却行為を許可するものではありません。
たき火をしている時の注意
- 子供だけでは絶対にたき火をさせないようにしましょう。
- 火の粉が飛ばないように少しずつ燃やし、着衣着火・やけどに注意しましょう。
- 火を消すまで、その場を離れないようにしましょう。
たき火が終わった後の注意
- 再び燃え出さないように完全に火が消えたことを確認しましょう。
- 日没後のたき火は火災と間違われ誤報のおそれがありますので、日没までに終わらせるようにしてください。
「電気」による火災に注意
配線(分電盤内)の「ゆるみ」に注意!
当消防本部管内で、ブレーカーに接続された配線のネジが永年経過によりゆるみ、出火する事例が発生しています。
「ビニールの焦げた臭いがする」「照明がチカチカする」「ブレーカースイッチがよく切れる」など、電気の異常を感じたら関西電力や電気工事店などの電気専門業者に点検してもらいましょう。
分電盤内からの火災を防ぐために
- ブレーカー接続部のネジがゆるむと、発熱し焦げ臭いにおいがしたり、そのまま使用を続けると火災になるおそれがあります。
- 分電盤内のほこりなどの汚れを目視で確認し、ブレーカーのケースが異常に熱い、熱による変形があるなどの異常があった場合は、故障している可能性があります。
- 分電盤内のブレーカーは概ね15年が交換の時期です。
- ブレーカーのネジを自分で締めると感電のおそれがあり、法律でも禁止されています。必ず関西電力または近隣の電気専門業者に点検を依頼してください。
関西電力送配電の問い合わせ先
TEL : 0800-777-3081