モバイルバッテリーからの火災に注意
モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池は、電解液として可燃性の有機溶剤を使用しているため、落下等の衝撃により内部の正極板と負極板が短絡し、急激に加熱後、揮発した有機溶剤に着火して出火することがあります。また、リチウムイオン電池は、劣化すると電解液の有機溶剤が酸化してガスが発生し、モバイルバッテリーが内部から膨張することがあり、これに衝撃が加わることで火災につながるおそれがあります。
(使用時に注意すべき事項)
発熱はバッテリー劣化の原因となるため、真夏の車内など高温の場所で使用しないでください。また、モバイルバッテリーは精密機械であり、強い衝撃を受けることで故障するおそれがあります。例えば、ズボンのポケットにモバイルバッテリーを入れたまま座ると圧力が加わり、電池内部がショートしてしまうおそれがあります。
(保管時に注意すべき事項)
使用しているかどうかに関わらず、モバイルバッテリーは高温多湿な環境が苦手です。暑い季節など、直射日光の当たる場所は避け、風通しの良い環境に保管してください。また、モバイルバッテリーを長期間使用しない場合も適度に充電を行い、本体のバッテリー残量が0%にならないよう注意することで劣化を防ぐことができます。製品によっても異なりますが、モバイルバッテリーを長期間使用しない場合は、3か月から半年を目安にバッテリー残量を確認してください。
(処分時に注意すべき事項)
モバイルバッテリーの充電速度が遅くなったり、異常な発熱を感じたり、バッテリー部分に膨張が見られたりした場合は、使用を控えてください。
なお、モバイルバッテリーが可燃ごみと一緒に捨てられたことにより、ごみ収集車やごみ処理施設で火災が発生しています。処分方法については自治体ごとに異なるため、ホームページなどで確認してください。また、膨張や破損している製品は、回収してもらえない場合がありますので、自治体やメーカーに直接、問い合わせて処分方法を確認してください。
膨張したモバイルバッテリー